『光を使って究極的な省電力を実現する』

研究の目的

光の本質に迫り,光を究極的に使いこなして,光の新たな利用方法を開拓する研究を行います.目指すゴールは「光を使って究極的な省エネ」の実現です.

一つの例が超省電力光信号処理回路です.従来の電子技術だけではできなかった信号処理の大幅な省電力化を光を利用して実現させます.そのために必要となるのが,微小光共振器と呼ばれる光を閉じ込め容器の開発です.光を閉じ込めることで,光メモリや光スイッチ素子などを実現することができます.

「光を究極的に閉じ込める」という光の物理現象の本質を操作するようなワクワクする物理研究と,省エネ光回路の実現などを目指した工学的な研究の両輪で研究を進めています.また,近年研究室の柱のテーマとして成長つつある,光周波数コム研究世界最小のパルスレーザ開発AIを用いたナノフォトニクス素子の高性能化は,物理から応用まで幅広い領域をカバーする研究です.

次に主な研究テーマの例を示します

研究テーマ
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