国際性

『競争から協力へ』

国際性

研究成果は,修士や博士の学生等が国際会議にて発表します.

「国際会議で発表なんて私にできるだどうか?」全く心配ありません.輪講や卒業研究にしっかりと取り組めば,ステップbyステップでスキルが向上し,気が付いた時にはその力がついています.力を伸ばすための一番の方法は,「当たり前のレベルが高い」環境にいることです.当研究室はそうした環境を学生に提供できるよう様残な工夫をしています.

国際会議での発表の様子

オープンイノベーションとして知られるように,技術が複雑化してきたときには,単独で競争するよりも,チームとして協力したほうが多くの価値を生み出すことができます.当研究室の研究は基礎から応用まで多岐にわたるので,対外協力を積極的に進めています.

共同研究をはじめとして,国外・国内研究機関との共同プロジェクトを進めると,プロの研究者と対等にディスカッションする機会に恵まれます.今の皆さんには信じられないかもしれませんが,2年後にはプロの研究者と英語でディスカッションしているかもしれないのです!

ミュンヘン工科大学でのセミナーの様子

当研究室の博士課程学生は一定期間国外の研究機関へと留学します.ハーバード大学,ミュンヘン工科大学,マックスプランク研究所(予定),パデュー大学,フライブルグ大学などです.これらの大学や研究組織に滞在し,共同研究を進めることでかけがえのないネットワークを構築することもできます.

当研究室では,学生の国際人としての素養を高めるため,定期的にアカデミックライティングや異文化コミュニケーションの講師を招聘しています.また論文執筆時には英国人による英文添削を行うので英語を書く力を向上させることができます.

こうして多額の費用をかけて学生の具体的なスキル向上に取り組んでいる研究室はほとんどありませんが,当研究室では(月並みですが)「人こそが財産」と考えているので,本質である研究活動はもちろんのこと,プレゼンテーションやコミュニケーションのスキルを磨くための投資は顧みません.

TOEIC本で有名な異文化コミュニケーションの講師をお呼びして

国際会議へも積極的な投稿を呼び掛けており,海外研究者との交流はもちろんのこと,食や芸術などの文化を学ぶ経験も大切なものとして応援しています.修士の学生が国際会議で発表するのが当たり前の環境にいるからこそ,そうした経験を若いうちに積むことができます.

数字で見る田邉研究室とは?
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